苦言と応援 ~横浜FM戦雑感~

0.まえがき

今夜は、迷った挙句、日付が変わってから書き始めております。

横浜FM戦後、今のところ、共通ジャンル「広島(J)」の新着記事はない模様ですね。

1.横浜FM戦雑感

2017年4月16日、日曜日開催の横浜FM戦は、0-1で敗戦、という結果に終わりました。

試合の動画は一切観ておりませんが、スポナビの速報、せと☆ひできさんの速報、そして、みんとさんのツイッターを随時更新しながら、どうにか同点、そして逆転してほしい、と願っていたのですが、力及ばず、でした。

いや、私ひとりの念で勝たせられるわけもなく、これは選手やベンチの力が、Fマリノスのそれを上回れなかった、ということなんですよね、残念ながら。

試合後、「内容は良かった」という評価が割と目に付きましたけど、内容が良かったのなら尚更、勝ち点を1つでも挙げてほしかった、というのが、私の本音ですね。

(順位が17位だから言うのではなく、どんな順位でも、内容が勝利に結びつくのが理想です。)

そして、ぶっちゃけてしまうと、前半4分に失点した時、「おわった…」と思ってしまいました。

まもなく、「1点は許容範囲だから」と思い直したのですが、そこに気が付くまでに10分近く掛かってしまったのですよ…

多分、こういうのを「負けグセ」って言うんでしょうね。いかんいかん。

まあ、最後は結局ポジるのですが(笑)、その前に、言いたいことは言っとかないと。

試合中は何だか色々あったようですが、結果的に1失点で収まったので、「横浜の拙攻に助けられた」という意見も見ましたが、優勝した年にもそういう試合はいくつかあったので、多少は評価できるのかな、という感じです。

ただ、FKから中澤に、しかも脚で決められた、と知ったときは、やっぱり「何じゃそりゃ(怒)」でした。

観ずに書くので濡れ衣かもしれないのですが、直感的に「塩ちゃんか…」と思いました。

中澤に付くとしたら当然彼だと思ったし、せとさんの速報でも「完全にマークを見失っていた」とあったので(誰がかは書いてなかったけど)。

齋藤学に大きな仕事をさせなかった、という点では、塩ちゃんの長所は出してくれた、試合に貢献してくれた、と言えます。

でも、セットプレーの守備で甘さを出すのは、本当に止めてもらいたいんです。

つい最近も書いたばかりでしたし、残念と言うしかないんですよね。

あとは、どうしても触れざるを得ないのですが、連携云々も大事だけど、シュートを枠の中に飛ばす、という基本的なところにも、もっと神経を磨いてほしいな、と。

公式なスタッツは分からなかったのですが、ある情報では、シュート19本に対して枠内シュートが5本だけ、だったそうです。

特に、(みんとさん情報によると)前半はシュート数10に対して枠内は1本だとか…

テキスト速報で「枠を外してしまう」という文面が躍るたびに感じる、その虚しさたるや…

攻撃をシュートで終える、というのは良いことで、今期の現状を鑑みると、そこまで行けるようになったのは光明だ、と思います。

ならば次からは、対戦相手に脅威を与えるようなシュートを、ゴール目がけて蹴り出してほしい。

その結果、相手に防がれてしまうなら仕方ないんです。

とにかく、「得点を獲る」ためにシュートを打つんだ、という意識付けを、徹底的にやってほしいと思います。

2.応援するなら素直になってみてはどうだろう?

今回も劇場を開催できなかったサンフレッチェ、やはり、風当たりは強いようです。

試合直後のヤフコメが端的に表していましたし、昨日の今日なので、まだサンフレッチェに対して憤っている人も少なくないと思われます。

私だって、敗戦直後は悪態をつくこともあるし、苦言だって言いたくもなりますからね。

気持ちは分かります。

(因みに、私は最近、敗戦後1~2日の間は、そうした「文句たらたら」なコメントも、余程の暴言じゃない限りはとやかく言わないようにしています。)

しかし、その一方で、敗戦を目の当たりにしたファンサポの中には、つらい気持ちをこらえて選手たちにエールを送る人たちも、沢山おられたようです。

例えば、みんとさんがリツイートしたコメントの中には、クラブを温かくサポートし続けるサポーターの姿がありました。

反撃を後押しする手拍子の話。選手を勇気づける声かけをする男性の話(別リツイートで動画も)。

みんとさん自身も、心が苦しくなるほど期待をしながら試合を観ていらっしゃる。

誰もが同じ気持ち、ではないと思いますが、少なくとも、「諦めない!」と思うファンサポが存在していることは間違いありません。

何か、嬉しくなりました。

何だかんだ文句言ってても、試合の日が近付けば、やっぱり期待してしまうし、応援してしまう。

それが、ファンとかサポーターの気質なんじゃないか、と私は常々、そう考えています。

これ、学生の頃から言い続けている私の持論なんです。もう30年ぐらい言い続けてる(笑)。

さて、「良薬は口に苦し」と言いますが、「苦言」とはよく言ったもので、少々耳が痛いことではあるけれども、為になる有難いことでもある訳です。

しかし、体に必須なカリウムが、摂取しすぎると命にかかわる危険な物質に変わるように、苦言も度を過ぎると、別の形態に変質してしまう危険性を持ってしまいます。

実は日曜日の夜、ある人のツイッターを「お気に入り」から削除しました。

理由は、その人の語る苦言が苦言ではなくなってしまったから。単なるイヤミに成り下がってしまったから。

そして、それをずーっと事あるごとに書き続けてるから。

サンフレッチェを思う気持ちがある、ってことは、まだ信じています。

でも、最近の一連のツイートはただのネガキャンでしかない。そう感じたので、私は「読まない」という選択をしました。

いつかまた、読む選択をする日が来てほしいけど、今は距離を置くべきだ、と思ったのです。

もう深入りはしませんが、最後に1つだけ伝えたい。

サンフレッチェを応援してるなら、それを素直に表現したらいいんじゃないですか?

※念のためですが、いつも書いているように、私は自分の意見を強要はしないし、他人の考えを頭ごなしに否定するつもりもありません。

その人が自由に思ったことをつぶやけばいいのであって、ね。

これはただ単に個人の価値観、私にとって必要か否か、という話に過ぎません。

3.最後に

いまのサンフレッチェに、様々な課題があることは確かで、勝ててないことも含めて、改善してほしいことは山ほどあります。

私も、気付いたことがあれば指摘していきたいと思ってます。

しかし、それはそれとして、広島の勝利を願う、応援する、そういう気持ちもまた、素直に言葉にしていきたいと思ってます。

4.あとがき

何度か躊躇したんですけどね。

さて、次のサンフレ記事は、レビューか?それとも他の内容になるのか?

予定は未定ですが、楽しみにしていただければ幸いです。

あ、サンパイオさんが来広してくださいますよね!

生まれ年が同じでもあり、非常に嬉しいのですが、行けないのが非常に残念です(泣)。

そして、みんとさん、勝手に色々使わせていただきました。

済みません&スペシャルサンクスです(微笑)。

ああ、もう午前4時ですねえ…

最後までお読み下さった皆様、ありがとうございました。