中途半端だったサンフレッチェ+重大なお知らせ

0.重大なお知らせ

スポナビプラスの人気ブログ「キキアシワアタマ」がブログを休止することを発表したので、昨夜、私は惜別の記事を書きました。

そして、彼が多く記事を掲載していた「Jリーグ」のカテゴリーに投稿しました。

ところが、スポナビブログ事務局より、「Jリーグと関係が薄い内容である」との指摘を受けてしまいました。

まあ、そりゃそうだ、と納得したのですが、よって今、その記事は「ジャンルなし」となっています。

(アカ停の対象ではなかったようで、実はホッとしています。)

しかしながら、元々、「この重大事を知らない人がいるかもしれない!」と思って書いた記事なので、人の目に触れないのは非常に困るのです。

ということで、これからJリーグ、サンフレッチェのことを沢山書こうとしているこの記事の冒頭に、重大なお知らせとして報告させていただくことにしました。

本当はリンクを貼るのが読者さまの便宜になるのですが、事務局さまの方針に順じたいので、ここでは止めておきます。

興味がある方、読んでみようと思われた方は、お手数ですが、前記事をたどってご覧下さい。

代わりに、キキアシさんのブログトップへのリンクを貼らせていただきます。

お世話になった方々は、ご挨拶などなさっては如何でしょうか?

キキアシワアタマ http://www.plus-blog.sportsnavi.com/sanbagarasu/

1.立て直しの策を繙く

さて、ここからが本題です。

今年、2月4日にタイのムアントン・ユナイテッドに勝利して以来、公式な試合に勝利していないサンフレッチェ広島

3月18日の札幌戦後の短いオフを挟み、22日に練習を再開しました。

4月1日の柏戦に向けて、立て直しを図ろうとしていますが、ところで、サンフレッチェはどのような方法でチームを立て直そうとしているのでしょうか?

中国新聞の記事等を参考にしながら、その内容と、私の思うところを書いてみます。

なお、一部、括弧内に個人的な補足を書き足しましたところがあります。

2.原点回帰に向かう

まず、3月23日の記事から。

それによると、広島はまず、4試合で5失点という守備の立て直しに着手しました。

森保監督と主力選手との対話の中から、問題点を探り出し、それを解消するための方策として、これまでに実績のある「自陣でブロックを作ること」で広島らしさを出す、ことを目指していくのだとか。

具体的に、選手が問題点として挙げたのは、「前から奪いに行く守備と引いて守る守備の間でギャップがある」(千葉)ということ。

今年(も)取り組んでいる「前から」というキーワードは維持しながらも、引いて守る時間を増やしていく方針で、当面は進めていくことになった模様です。

続いて、同25日の記事。

ここでは、森保監督の分析が主になっていて、キャンプで量と強度を上げる取り組みをしたことが、却って「(状況を無視して)何でもかんでも相手にプレッシャーをかけようとする」ようにしてしまった、という反省の分析が書かれていました。

前線と最終ラインが連動できず、むしろスペースを与える事態になってしまった、と。

そこで、(まずはプレッシャーを掛けるタイミングを整理し、)判断が付かない時はブロックを作って、コンパクトな中で守備をする、相手を嫌がらせる、という方向に、方針がまとまったというのです。

3.「一心」になっていなかった1ヵ月間

これらの一連の記事を確認して、私は、大きく2つのことを思いました。

しかし、そのひとつについては、今回は取り上げないこととして(*)、ここでは残りのひとつに絞って話させていただきます。

で、それは何かというと、先ほど取り上げた記事にも実は書かれていて、考えが被ってしまったのですが、新しい戦術について、選手間で、意識の差や認識の違いがあった、という指摘でした。

ピッチ上のすべての選手が(戦術的に)同じ方向を向いていた訳じゃなかったんだな、と、私はそれらの記事から知ったのです。

つまり、戦術の理解度、消化の具合が、選手間でまちまちだったんですね。

因みに、他所で指摘されていたことなのですが、どうも、今年加わった選手たちよりも、長年広島で戦ってきた選手たちの方が、戦術理解度が低かったらしいんですね。

(真偽のほどは分かりませんが、もっともらしい説ではあると思いました。)

いずれにしても、結局のところ、選手たちが同じ画を描けていなかったことは確かなようです。

そして、意思の疎通ができ切れず、プレーに迷いが表れてしまった。

それ故に、それぞれの動きが中途半端に見えていたんですね。

スローガンである「一心」の言葉を、まだ彼らは試合で表現できていなかったようです。

この1ヵ月間勝てなかったひとつの要因がここにある。私はそのように結論付けています。

(*)腹案があるため、後日、記事にする予定です。

4.あとがき

「フォローされている数」が、1つ増えた気がします。

もしかしてだけど、キキアシさんが新たにフォローしてくれたんじゃないの~?

分かりませんが、もしもそうなら嬉しいな。

それでは。

最後までお読み下さった皆様、ありがとうございました。