「諦めた」という言葉の2つの意味

その昔、ダウンタウンの漫才ネタで、「あ」という言葉の言い方で様々な場面を表現する、というのがありました。(「あ研究家」というネタ名らしいです。)

私は漫才ネタとかを覚える性質は持っていないのですが、このネタはかなり印象深かったので、記憶に残ったみたいです。

サンフレッチェ広島が、2月と3月を未勝利で終える、などとは、全く想像だにしていませんでした。

第4節を終わって、実に降格圏内の17位。

勝ち点もわずかに1のみ。首位のヴィッセル神戸とは、勝ち点差が11にも開いてしまっています。

この成績を受けて、いま広島ファンサポの中には、「諦めた」という表現を使う人が、かなりいるらしいです。

統計を取ったわけじゃないので、あくまでも私の感触なのですが。

それで彼らは、具体的に何を諦めたんでしょうかねえ。

優勝なのか、J1残留なのか、それとも他の何かなのか…

さて、私が思うには、スポーツ競技でファンが「諦めた」と言った場合、それには2つの意味が存在します。

意味というよりも、パターンと呼ぶべきかもしれませんが、すなわち、

(1)口では「諦めた」と言っているが、本当は全く諦めていない場合

(2)本当に諦めた場合

の2つの場合に分類されると思うのです。

そして、私の感覚では、スポーツファンには(1)のタイプの人が多いはずです。

例えば、カープが負けた夜、(広島の歓楽街である)流川とか薬研堀とかには「あ~あ、カープはダメじゃ、優勝は諦めた」とか言いながらクダを巻いてるおっさんが多いと思いますが、そんなおっさんたちは、翌日、何事もなかったように、スタジアムに向かうか、テレビの前に陣取るかします。

いま、サンフレッチェのファンサポが「諦めた」と言ったり書いたりしていた場合も、おそらく、同様のことが起こるはずです。

彼らのほとんどは、次の試合の時には、何事もなかったように、サンフレを応援しているはずです。

だから、誰かがツイッターやブログで「諦めた」とか書いていても、「でもきっと本当は諦めちゃおらんのじゃろう」と考えておく方が、多分正しい反応なんでしょうね。

過剰に反応して「諦めるとは何事じゃ!」とか怒り出すのは、ちょっとせっかちな対応なんじゃないかと思います。

なお、「いまの」私はどちらのタイプなのか、というと、もちろん、どちらでもありません。

だって、諦めてませんから。

残留はもちろん、優勝だって諦めてません。諦める理由がありません。

気休めで言ってるんじゃないですよ。

私は常々、「可能性がゼロになるまでは諦めない」と謳っていますからね。

だから、いつもと同じことを改めて言い直しているだけのことです。

(当ブログでも度々書いているので、疑っている人は確認してみてください。)

因みに、残り30試合を全勝すれば、勝ち点は91になります。

23勝すれば勝ち点70に到達しますし、(残留ボーダーと言われる)勝ち点40までは13勝すればいいわけです。

あくまでも数字上の可能性なので、これは気休めと言われても仕方ないですがね(笑)。

まあ、諦めても、諦めなくても、それぞれが思うように決めればいいことなんでね。

諦めたことを責めることはできません。

ただひとつ、本当に諦める前に、この方のツイートをひと通り読んでみることをお薦めします。

森崎浩司アンバサダーのツイッターです。癒されます。

多分、リンクOKだと思うので、アドレスを張り付けておきます。

森﨑浩司【サンフレッチェ広島https://twitter.com/KojiMorisaki77

さあ、本当に諦めていない皆さん、私と一緒に行きましょう!

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ところで、札幌戦のレビューですが、まだ書き始めていません。

(実は1回、まえがきで頓挫した。)

私がレビューを執筆するためには、2~3時間の空きスケジュールが必要(笑)なのですが、その時間を確保できなかったからです。

3連休で、時間が沢山あったはずが、意外とやらねばならねばな事柄が多かったんですよね。

むしろ、仕事が始まる明日以降の方が、時間を確保しやすいのかもしれません。(定時終わり前提で。)

いずれにしても、身体的なトラブルがない限り、必ず書き上げますから、楽しみにして下さる方は、お楽しみに!

それでは。

最後までお読み下さった皆様、ありがとうございました。