2017年(平成29年)の初頭に2016年のサンフレッチェを成績面から振り返る

2017年、当ブログの事始めに、2016年のサンフレッチェ広島の成績を振り返ってみようと思います。

早速、昨年のサンフレッチェの戦績から。

J1リーグ戦 16勝7分11敗

Jリーグ杯 0勝1分 1敗

天皇杯 1勝0分 1敗

ゼロックス杯 1勝0分 0敗

ACL 3勝0分 3敗

TOTAL 21勝8分16敗

あ~、結構負けましたねえ、昨年は。

2015年の成績は33勝9分9敗でしたので、これだけ見ると、「今年は不甲斐なかった」と言われても仕方ないのかな。

まあ、理由はいろいろあると思われ、オフの短さ、疲労の蓄積、怪我人の続出、ACLでの移動負担、他チームの研究、等々、思いつく事柄は多いです。

しかし、詰まるところは、チームとして強みを発揮できなかったこと、これに尽きるのではないかな、と。

少なくとも、監督や選手たちはそのような認識を持っていますね。(天皇杯鹿島戦後の青ちゃんのコメントによく表れていました。)

続いて、J1リーグ戦に限定した成績はこちら。

勝ち点 55(年間6位)

得点 58(同3位)

失点 40(同8位)

得失点差 +18(同4位)

反則ポイント 1(フェアプレー賞高円宮杯受賞)

面倒なので昨年とはいちいち比較しませんが、勝ち点は前年比-19でしたね。

この辺りは、1つの試合を勝ち切るか失うか、の出し入れでマイナスに傾いたことが多かったこと、そして、それが積み重なったこと、によるものだろうと思います。

それでも、リーグ全体では失点は少ない方ですし、年間6位という結果自体は適正値だったと言えるでしょう。

次に、J1における、他17チームとの戦績を見ていきます。

表はこちら。(スポーツナビより。)

上の方に白が多いな、と思いましたが、それはさておき、ここで、広島の戦績を対戦相手の年間順位ごとに集計してみましょう。(広島の順位=6位を除きます。)

すると、驚くべき結果が!

 1~ 5位 2勝0分8敗

 7~12位 6勝5分1敗

13~18位 8勝2分2敗

いやあ、私も想定はしていたのですが、ここまで如実に表れるとは思いませんでした。

まとめるとこんな感じですかね。

①上位チームには、なかなか太刀打ちできなかった。

②中位チームには、優位ではあったが、勝ち切れないケースも目立った。

③下位チームには、取りこぼしが少なかった。

広島の戦術が他チームに浸透し、研究や対策も進む中、下位のチームには、個の能力や技術の差で勝つことができました。

しかし、上位が相手の場合は、それがアドバンテージになりませんでした。長所を封じられた試合が多かったですね。

特に、鹿島やG大阪といった「リアリティ」を感じさせる相手には、いずれも0勝2敗と、歯が立ちませんでした。

なお、川崎Fにも連敗していて、しかも、広島は1点も取れませんでした。

フロンターレが守備面で進境を見せたことの傍証になるのではないでしょうか。

最後に番外編というか、昨年ストップした記録を2つ取り上げます。

まず、寿人の連続2ケタ得点記録がストップした件について。

2016年のシーズンを以って、Jリーグで12年間、J1では7年間、それぞれ継続してきた記録が、ついに止まりました。

寿人が衰えたということではなく、ウタさんをシャドウで使えなかった影響や、寿人自身がレギュラー争いで抜け出せなかったこと、が主原因と私は考えているのですが、いずれにしても残念なことでした。

2つ目は意外にも千葉ちゃんで、J1で5年連続1得点という珍記録(?)を継続中だったのですが、昨年途切れてしまったのです。

ACLではクールに1点挙げているんですがねえ… 実に惜しい。

まあ、あの小笠原(鹿島)ですら、J1最長の連続得点記録が17年で途切れてしまったくらいなので、千葉ちゃんが点を取れなかったとしても不思議ではないんでしょうけどね。

成績の振り返りは以上とします。

いろいろな捉え方ができると思いますが、皆さんはどのように感じられたでしょうか。

さて、2017年最初の記事を、無事アップすることができました。当ブログも4シーズン目に突入です。

4月には丸3年を迎えます。そして、200件目の節目も近づいています。

頑張っていかにゃあいけんのう、などと思うとります。

改めまして、今年も、多くの方に楽しんで頂けるような、明るいブログを目指していきます。

また、「いいブログの長所は取り入れ、ハテナなブログがあれば他山の石とする」という姿勢を忘れず、精進していこうと思います。

そして、自分で言うのもおこがましいですが、スポーツへの愛情を感じて頂けるような、そんな記事を書いていくつもりでおります。

以上、今年の抱負でした。

それでは、本年もよろしくお付き合い下さい。

最後までお読み下さった皆様、ありがとうございました。