2016年サンフレッチェ広島出来事カレンダー&ブログを振り返る
2016年大晦日、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
今年も、最後の記事として、サンフレッチェ広島の2016年を振り返るとともに、当ブログの今年も振り返ってみたいと思います。
昨年と同様、サンフレッチェに何が起こったか、月別に振り返ります。
題して、「2016年サンフレッチェ広島 出来事カレンダー」!
今年を振り返る指標として、毎月1つずつ、代表的な出来事をピックアップしていきます。
なお、この記事は、サンフレッチェ広島公式サイトのプレスリリースを参照させていただいております。
ここまで、昨年の文章とほとんど同じです(笑)。完全にテンプレート化いたしております。
では始めましょう。
<1月> レンタル外国人、入れ替わる
天皇杯決勝に残れなかったため、試合のなかったサンフレッチェ。
ギシさんの移籍先が決定したことも大きい話題なのですが、何が代表的か、ということになれば、やはりこの話題を避けては通れません。
2015年得点ランキング2位のドウくんがUAEに渡ることになり、ウタさんが清水エスパルスから移ってきました。
リリースとしては、ウタさんが先で、ドウくんが後だったのですが、同じ1月12日の発表だったのです。
チーム歴代2人目の得点王に輝いた他、愛すべきキャラクターでサンフレッチェを盛り上げたウタさん。
去就が気になります。
<2月>苦難のスタート
今年は、「J1とACL、どちらも獲る!」という目標を掲げて、シーズンに臨みました。
しかし、ゼロックス杯こそ制したものの、ACL1次リーグの初戦とJ1リーグの初戦、ともに敗戦という、幸先の悪いスタートとしてしまいました。
自分のレビューを読み返すと、焦りだとか、ミスだとか、そういう部分を突かれての敗戦で、広島らしくない戦いだったな、と。
いまにして思えば、今年のサンフレッチェを象徴する試合が、この時点ですでに起こっていたんですねえ…
<3月>厳寒のソウルで屈辱の敗戦
新サッカースタジアム関連で丁々発止が繰り広げられた3月でしたが、ここでは、ショッキングな敗戦のニュースを選びました。
日付は正に3月1日。
昼間の試合だったため観ていないこの試合では、1点先制しながら、アドリアーノのハットトリックを食らい、結局、1-4で敗れたのでした。
携帯で結果を見て、絶句したことを覚えています。
「ACLを捨てた」という声が広島のファンサポからも起こる中、私はブログで「あくまでもチームを、選手を信じて応援し続ける」という意思表示をしました。
結果は敗退でしたが、そうした気持ちは今でも変わっていません。
<4月>「サッカーキング特別連載」軽視事件
事件、ってことではないのですが、敢えて。
3月に引き続き、新サッカースタジアムの件で、サンフレッチェは情報を発信していました。
選手たちのメッセージもHPにアップされたりしていましたね。
そんな折、サッカーキングに「【特別連載】広島スタジアム問題のなぜ」という記事が、計6回にわたり掲載されました。
が、スポーツナビのJリーグトップページに一覧されなかった回があったため、私がかみついたのでした。
以後ちょいちょい、スポナビやサカダイにかみつくようになるのですが、理不尽と思うことがあれば、今後も指摘していくことがあるやもしれません。
<5月>ヤング・サンフレッチェ、FCソウルに快勝
森崎カズの偉大な記録が達成された月ですが、この月はこれを取り上げない訳にはいきません。
某ブログで「今年のベストバウト」と評されたのが、この試合でした。
(業務連絡:このブログはリンクフリーですよ!(笑)多分。)
ACL敗退が決まった消化試合、相手のFCソウルも、洋次郎をはじめ、レギュラーのほとんどがいないメンバーでした。
が、「チームナビスコ」を主体とした若いメンバーは、試合に出る喜びと、「アピールするんだ!」という意欲で以って、ピッチ上を躍動しました。
今年のサンフレッチェの試合の中で、最もサンフレッチェらしい試合だったと言っても過言ではない、価値ある勝利でした。
<6月>不満は残るも、浦和に逆転勝利
結局1つも負けなかった、6月のサンフレッチェ。
その中から、この試合をチョイスしました。
当時指摘した通り、決してサンフレッチェらしくない、バランスの悪い状態が気になりました。
しかし、ハーフタイムでのウタさんの激や寿人の投入が起爆剤になり、相手のミスにも乗じて逆転勝ちを収めたことは、素直に良かったと思いますね、今は。
<7月>浅野拓磨、海外へ
「ジャガー、アーセナルへ」のリリースが出たのは、7月3日のことでした。
17日の横浜FM戦は、リオ五輪への壮行試合的な位置づけのはずでしたが、急遽、浅野を見送る最後のホームゲームと立場が変わり、2万5千人を超える観客がビッグアーチに詰めかけることになったのでした。
ジャガーは今、レンタル先のドイツ・シュツットガルトで奮闘しています。
成績としてはやや苦戦していますが、チームメイトの信頼を少しずつ得られているようなので、これからに期待ができると思います。
<8月>平和を祈念する日に、初のホームゲームを開催
私も現地で観戦した、8月6日の名古屋戦。
この日にサンフレッチェ広島がホームゲームを行うのは、チーム史上初めてのことでした。
クラブとしてはもちろんですが、長崎で生まれ育ち広島にも育てられたポイチさんにとっては特に、思い入れの強い試合だったでしょう。
勝利で飾れて良かったと思います。
<9月>未来の希望、高校生2人の入団が内定
9月は、サンフレッチェの試合を1秒たりとも観ることができませんでした。
手厳しい結果もあったのですが、ここは明るいニュースを取り上げましょう。
まず1日に、ユース所属のイヨハ理ヘンリーくんとプロ契約を結んだことが発表されました。
ユースのキャプテンにして、貴重なディフェンダー、しかも左利き。否が応にも期待がかかります。
そして26日には、埼玉・昌平高校、松本泰志くんの加入内定が発表されました。
キックの精度が高く、最近はドリブルの技術も磨いているという、広島に向きそうな選手のようですね。
2人とも、すぐにレギュラーでプレーすることにはならないと思われますが、努力することを厭わない選手たちと見受けられるので、まずは、チームルヴァン入りを目指して、頑張ってほしいです。
<10月>浩司、惜しまれつつもついに引退
ネガティブなニュースが立て続けに起こった10月でしたが、ある意味ポジティブなこの話題を取り上げました。
浩司への惜別の言葉は以前書いたので、ここで改めては触れないのですが、いま書きながら思うのは、実は、「まだ出来るのに勿体無いなあ」という未練なんですよね。
もっと彼の素晴らしさを、プレーで表現してほしかったなあ。
来年から、ポジションは公表されていませんが、サンフレッチェの一員として歩むことになる浩司に、幸多かれと願います。
<11月>寿人、名古屋グランパスに完全移籍
多くのファンサポが、このニュースを今年最も重大なニュースだと考えていることでしょう。
このことについても、私は以前記事にしているので、改めて言及することはしません。
いまは只々、寿人の活躍を祈ると同時に、いつかまた寿人と一緒にサンフレッチェを盛り上げる、その日が実現することを楽しみに待ちたいと思います。
<12月>千葉ちゃん、帰還!
年末にきて、新規加入のニュースが引きも切らず、ファンサポの嬉しい悲鳴が聞こえてくるようですが、これらのニュースを上回る嬉しい話題を、最後に取り上げたいと思います。
「千葉選手の検体から禁止物質が検出された」というニュースを聞いたときは、事実を信じられませんでした。
彼が「意図的に摂取した事実はない」と主張していると知ったときは、彼を信じようと思いました。
おちゃらけてはいるが、サッカーには真摯に取り組む、千葉ちゃんの人となりを漏れ聞いているからです。
彼やクラブの調査が実を結び、千葉ちゃんへの処分は「譴責」に留まりました。本当に良かったと思います。
そして、斎藤(横浜FM)や宇賀神(浦和)などがいち早く、安堵のツイートをしてくれたことも有難かったです。
契約も更新されたし、来年も千葉ちゃんの雄姿が見れるはず。
今から楽しみです。
以上、カレンダーでした。
イマイチ煮え切らない成績に終わった今シーズン。
ネガティブなニュースが目立ちましたが、皆さんはどうお感じになりましたでしょうか。
今年も、サンフレッチェ広島には、いろいろな出来事がありました。
この記事でその一端を紹介したわけですが、月に1つ、という制約を設けているため、すべてを網羅することはできません。
皆さんも是非、サンフレッチェ広島のHPをご覧になり、2016年を振り返ってみては如何でしょうか。
<今年のブログを振り返る>
本年も、「試合レビュー中心のブログ」の名に恥じず(笑)、サンフレッチェ広島の記事を中心に書いてきました。
また、相撲や陸上、そして野球(カープ)といった他のジャンルにも、いくつか書かせて頂きました。
少し期間が空いたこともあったけど、1年間を通して記事を書き続けることができて、良かったと思っています。
そして有難いことに、累計のページビューがついに100万件を突破いたしました!
11月、寿人の移籍情報についての記事で大台に乗ったのですが、残り1万件になった辺りで足踏みしていましたので、達成できたときはホッといたしました。
これもひとえに、読んで下さった方々のおかげですね。
もちろん私も頑張って書いていますが、読んでもらえなければページビューは増えないわけなので、これはやはり、皆さんのおかげなのです。
本当に、ありがとうございました。
特に、コメントを下さった皆さん、貴重なご意見、情報等を頂き、ありがとうございました。
それでは、今年最後の記事、この辺りで終えることにいたします。
今年、当ブログをお読み下さった皆様、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
良いお年を!