なにかにまつわるエトセトラ ~サンフレッチェの約1ヵ月間をちょっと振り返る~

0.まえがき

昨日、ひと月半ぶりにブログを更新したばかりなのに、もう連続投稿です。

さて、前々回の記事をアップした6月20日から7月の終わりまでの間も、私は、サンフレッチェの話題から1日も離れることはなかったのです。

わずかな期間ですが、サンフレにも色々なドラマがありました。

そこで今回は、そうした諸々をいくつか取り上げて、記事にしてみたいと思います。

なお、前回触れた「ボツにしてしまった記事」は、ここには含まれていません。多分。

(何を書こうとしてたのか、もう忘れっちまいましたけどね。)

では、しばらくお付き合い願えれば幸いです。

1.工藤浩平が移籍した件

そのニュースをスマホで目にした私は、非常に大きなショックを受けてしまいました。

今年の1月に加入したばかりの工藤選手が、松本山雅に移籍した、と書いてある…

ナビスコ杯で輝きの片鱗を見せた、という噂を、風の便りで聞いていました。

リーグ戦のベンチ入りも果たしていたし、徐々に広島のカラーにフィットし始めてきたようだ、と思っていた矢先でした。

洋次郎が退団した時も驚きましたが、工藤の移籍はそれ以上に驚いたかもしれません。

というよりも、私は「何で?!」という気持ちの方が強かったんです。

その後、中国新聞サイト等を確認し、出場機会を求める彼の強い希望があり、クラブが無償での(つまり移籍金を取らずに)移籍を容認した、ということを知りました。

30歳という年齢的なものも理由のひとつと思われるだけに、彼の想いも理解しなければなりません。

そのことは重々承知していながらも、それでも、彼が移籍の道を選んだことに、納得できかねる気持ちでした。

私は、彼には大きな期待をかけていました。初めてベンチ入りしたときは嬉しかったし、その試合に結局出場できなかったことがとても残念でした。

広島の今のサッカーにフィットするのには、良くも悪くも、時間がかかります。石原も塩谷も、柏も柴崎も、最初の1年間は雌伏の時でした。

しかし、そういう時期を経て、彼らは皆、2年目に羽ばたきました。

結局私は、サンフレッチェ工藤浩平として彼がプレーするところを、一度も観ることができませんでした。

どうしてもう少し、我慢してくれなかったのだろうか。今でも残念な思いでいます。

敢えて厳しく言いますが、工藤は、広島では何も成し遂げることができませんでした。広島でレギュラーを勝ち取ることは、ついにできませんでした。

幸い、移籍先の松本では堂々とスタメンを張り、クラブの主軸として輝いているようです。

今はもう、彼へのわだかまりは持っていません。請われて移籍したのですから、その場所で輝きを放つのがいいのです。

松本山雅の熱いサポーターのため、クラブのため、そして何より彼自身のために、力を尽くして欲しいものです。

2.長いロスタイムの件

正式には「アディショナルタイム」と呼ぶことは無論承知の上で、この言葉を使っています。

シーズン前半の最終戦鳥栖とのアウェーゲームで、4分間の表示を超える、推定6分間の延長の末、豊田にやられたあの試合。

もう遠い昔の話のようですが、まだ1ヵ月ちょいしか経っていないんですよね。

負けなかっただけマシだったけれど、納得いかないのはあのATの長さ。監督が猛抗議したんだそうですが、観ていた人たち、特に現地観戦した人にとっては、何とも腹立たしい、やるせない結末だったでしょう。お察しします。

ただ、TV観戦できずに速報頼みだった私が、試合終了の報を受けて最初に思ったことは、「それでも広島は、勝ち切らなければならなかった」ということでした。

ファンやサポーターが、あのATを不満に思い、怒りを抑えきれないとしても、それは構わないと思います。(下劣な言葉を浴びせるとか汚い態度を取らない限りはね。)

でも、選手たちは、試合終了の笛がなるまでは、戦いを終わらせてはいけないわけです。ATが5分になろうと、10分に延びようとも、それは変わりません。

さらに言えば、W杯予選などでは、ATが異様に長い試合なんていくらでもあります。その延びた時間に失点して、後から文句を言っても通用しないわけですよね。

鳥栖の粘りが素晴らしかったことは確かです。しかし、やはりあの試合は、あそこまで行ったら勝ち切っておかないといけませんでした。

失った勝ち点2は勿体無かったと思うし。

安心したのは、かなり熱くなっていた監督が、談話を出すときには最早切り替えが終わっていて、勝ち切れなかったことを反省する言葉を発したことでした。

あるいは、あの切り替えの早さが、7月の連勝につながったのかも、と今、思ってしまいました。

3.神戸戦の勝利がオカルトを粉砕した件

さて、実はここに、私が前々から気付いていたあるデータがあります。

今まで私が目にしたどの記事でも触れられた形跡がない事実、というほど大層なことではないのですが。

スポナビのJ1のトップページに行くと、「戦績表」という欄がありますが、そのページに移動すると、あなたはJ1全18チームの今季の対戦成績表が載っているのを見つけるでしょう。

では、「広島」の欄をご覧下さい。見事なまでに「白い」ので、ファンの方は気分がいいと思うのですが、一方で、右の方に黒い一群があることにも気が付かれると思います。

そうなのです。今季、前々節まで、広島は名古屋以西のクラブに勝っていなかったのです!

…まあ、大層なことではないのですが(苦笑)。

誰も気付いていない事柄に気が付いたので、ちょっと自慢げに語ってしまおうという(笑)、稚気のような内容でした。

ただ、多分たまたまそうなっただけなのだろう、単なるオカルトだろう、と思いつつ、神戸戦を前にこの事実を明らかにするのはちょっと怖かったのです。

なので、神戸戦で勝利した暁には、記事にしてもいいんじゃなかろうか、と思っていたのでした。

ちなみに、昨年は関東圏で全く勝つことができませんでした。しかし今年は、清水以東のクラブにはまだ負けていないので、当然、関東圏でもこれまで無敗で来ているのです。

できれば、この状況のまま、シーズン終了まで進んで欲しいですよね。その上で、前回敗れた名古屋やG大阪に勝ってくれたら、ファンとしては言うことなし。

簡単にそうなる話ではないですが、広島のファンとして、夢を見るくらいは許されてもいいでしょう(微笑)。

4.あとがき

最後のは何か能天気なことになりましたけど、如何だったでしょうか。

なお、本当は、浦和戦の話題も書こうとしていましたが、ある事実誤認のため、中途で止めました。

ところで、サンフレッチェはリーグ5連勝中ですが、悲しいことに、私はただの1試合も観ていないのです。

2試合あったホームゲームも、仕事や用事とバッティングしてしまいました(泣)。

大体、首位攻防(浦和戦)を無料で観られないなんて、Jリーグは本当にJを浸透させたいのかなあ、などと思ったりもしました。

有料チャンネルへの加入も検討しようかな、と思い始めてもいますが…

そういうわけで、次のホームゲーム、8月12日の鹿島戦に、現地参戦することを決めました!

実は、数日前に決めました(笑)。

宮島の花火大会と被らないことは確認済みです!

できれば両方、観に行きたいと思っています。

気付けば日付が変わってた(笑)。寝て起きたら仕事です。

今回はこの辺で。

最後までお読み下さった皆様、ありがとうございました。