環境に負けない「強さ」を観たい ～松本山雅戦プレビュー～

今年の春分の日が３月２１日であることを知り、軽くショックを受けています。

すっかり３連休のつもりでいましたのでね。１週間前に分かっておいて良かったです。

ちなみに、その日はＪ１ではなく、Ｊ２の試合が行われますね。

プレビューを書くのは久しぶりな気がします。

まあ、今日も、どちらかというと試合前の雑感程度のものですが、いくつか思ったことがあるので、書くことにします。

試合開始まで時間もありますし。

そう、今日の試合はナイトマッチなんですよね。

最初にこの日程を見たとき、正直言って驚きました。

この時期の長野で、夜に試合を行うということに、ハテナマークでした。

同様の感想が、当時、他所でも多くコメントされていましたね。

中には、ＮＨＫの陰謀説なるものまでありました。それは、松本山雅の試合を放映するために、夜に開催するように仕向けたのだ、という、よく考えると辻褄が合っていないものだったのですが（苦笑）。

まあ私は、ホーム開幕戦を少しでも有利な状況にするために、敢えて夜開催にして、アウェーチームに不利に働くように考えたのかな、と思ったんですけどね。

広島よりも松本山雅の方が、その環境に慣れていることは明らかですから。

いくらビッグアーチにも雪が舞うとは申せ（笑）、信州の盆地で味わう寒さとは格が違うでしょうし。

本当のところは分かりません。自分が想像したことを書いてみましたが、全く的外れかもしれません。

ただ言えるのは、サンフレッチェにとって、今日の松本での試合は、厳しい環境で戦わなければならない、ということです。

松本の夜、という気候面の不安だけではありません。

松本山雅には名にしおう強力なサポーター達がいて、選手たちを後押ししているとのこと。

彼らが、おそらくはいつも以上の意気込みで以って、声援を送り続けるのが、今日の試合です。

アウェーチームにとっては、なかなかに手強い相手と言えましょう。

但し、今のサンフレッチェは、以前のどこかひ弱だったチームではないはずです。

国内２連覇やＡＣＬでの経験を経て、どんな厳しい環境下においても力を出し切れる、そんなクラブに成長していると思います。

ファンとしては素直に、やってくれると信じています。

さて、私は、松本山雅の試合を観戦するのは初めてのはずです。

よって、どのような戦い方をするチームなのかということは把握できていません。

しかし、断片的な情報を総合すると、まず、名古屋戦で３点を挙げたように、攻撃の破壊力があるようです。

特に、高身長の選手が多く、セットプレーに強みを持つとのこと。

また、反町監督は名将と呼んでも過言ではなく、今日の試合に向けた対策も万全であろうと想定されます。

一方、終盤に２点差を追い付かれたように、守備面での不安は、多少なりともある模様ですね。

少ない材料ですが、こうした情報を踏まえて考えると、やはり、守勢に回るべきではないでしょうね。

初対戦のチームということで、最初は様子を見て、と考えがちですが、広島の場合、それはやらない方がいい。

これまでよりも積極的な戦術を取り入れようとしている、今年の広島。

全体の守備をベースに置きつつも、アグレッシブな姿勢を前面に押し出して、試合のペースを握ってしまうのがベターだと思います。

試合運びの上手さは、前節でも証明してくれました。

松本山雅も侮れない相手ではありますが、Ｊ１の先輩として、彼らに「広島は強い！」と舌を巻かせるような、しっかりとした戦いを見せて欲しいです。

テレビの前で、期待しながら観たいと思います。

最後に、松本山雅のファンの皆様へ。（読んで下さっているかなあ（微笑）。）

今日は、いい試合を作っていけるといいですね。

お互い、応援、頑張りましょう！

最後までお読み下さった皆様、ありがとうございました。