【親善試合】いつか羽ばたくための試練~ブラジル戦より~

今日は、試合開始から見ることができました。

今回も、塩ちゃんのプレーぶりを中心に、コメントしようと思います。

◆ 塩谷評 ~経歴に傷はつかない~

ネイマールとマッチアップする機会が多かった、今日の塩ちゃん。

さすがに格が違う感じでしたね… 残念ですが、これが現実でした。

ただ、彼が、現在の力を出そうとしていたことは、試合の中に見て取れました。

また、DFラインから前目へのビルドアップのパスは成功率が高かったですし、MFの位置まで自分で持ち上がる場面も何度か見られ、ジャマイカ戦よりも彼らしさが出ていたと感じました。

もちろん、ミスもありました。持ち上がろうとして取られ、カウンターを受けたこともありました。

また、1点先制したブラジルが圧力を下げたため、パスを通しやすい状況だったのも事実です。

そもそも、チームが4失点しましたので、その中でプレーしたDFに対して、及第点を与えること自体、憚られますしね。

それでも、あの微妙なピッチコンディションの下で、パスの精度をさほど落とさずにできたのは良かった。

ネイマールに対しても、抜かれても最後までしぶとく食らいついていました。

大体、ネイマールにやられるのは致し方ないことで、彼の経歴にいささかも傷をつけるものではないでしょう。

多少、贔屓目にみているのかもしれませんが、彼のプレーは、日本代表として恥ずべき内容ではなかったと、私は評価しています。

塩ちゃんは当然、悔しい気持ちで一杯でしょう。

でも、このタイミングで、世界の壁を体感できたことは、彼にとって、今日の試合で得た一番の収穫でした。

この悔しさが、彼の大きな飛躍につながるといいですね。

◆ アギーレ監督評の評

実は、一旦、10行ほど書き進めていたのですが、やめてしまいました。(ちょっと脱線しそうになったので(笑)。)

ここでは、今日のスタメンについてだけ書いておきましょうか。

選手の起用には、必ず意味があります。

代表歴の浅い若手を多く使ったのは、彼らに大きく貴重な経験を与えるためだったかもしれません。

「ブラジル相手に失礼だ」とか「ベストメンバーで勝ちに行くべきだ」という意見もあるでしょうが、そのことでアギーレ監督を非難するのであれば、筋が違うと思います。

◆ 最後に

「アギーレ監督のサッカーのコンセプトが分からない」と言っているサッカー評論家がいますね(苦笑)。

私が思うに、それは「分からない」のではなく、「分かろうとしていない」のですね、きっと。

書かいでものことを書いちゃいましたね。消しませんけど(微笑)。

それでは。

最後までお読み下さった皆様、ありがとうございました。