【天皇杯】波乱、続く ~絶対に勝たなければならない試合がある~

8月19日、火曜日の夜は、私の住む海岸沿いのエリアでも、雨が降り、雷光が何度も閃きました。

瞬断のために3度もパソコンが落ちるという、初めての経験もしました。

天皇杯3回戦は、8月20日、予定の16試合のうち、15試合が開催されました。

広島-水戸戦が、土砂災害の影響により順延されましたが、止むを得ないことだと思います。

そして、ある記事によると、「被災地周辺の救助活動を優先させるため」という説明がなされているので、土曜日のJリーグ開催(C大阪戦)にも影響が残るかもしれません。

さて、2回戦に続き、J1の現1位と現2位が敗退してしまうなど、波乱が続いています。

J1勢8チームに対して、J2勢が7チーム残る状況になってしまいました。

特に目立ったのは、J1勢がメンバーを入れ替えて戦い、そして敗れたという事実でした。

(川崎などは、相手のJ2愛媛FCすら先発総入れ替えということでした。←ヤフコメより。裏も取りました。)

リーグ戦とカップ戦を比較した場合、上位のカテゴリーにいるチームほど、カップ戦が軽視されてしまいがちです。

経営基盤にうるさいJリーグでは「降格」が致命傷になりかねないので、リーグ戦優先の考えは致し方ない面があります。

なので私は、メンバーを入れ替えること自体は、それほど問題にはしません。

例え、主力の多くを外して、「メンバーを落とした」と言われるようであっても、ですね。

ただ、それならば勝たなければなりませんでした。

公式戦ですので、戦うからには結果が求められます。殊に、天皇杯は負けたらそこで終わりです。

主力を温存し、それで負けたとあっては、ファンや周囲が黙っていません。

例えば「手抜きだ!」とか「天皇杯を軽視している!」とか。

そういう批判をされても、負ければ甘んじて受けなければなりません。

もし、結果を出して黙らせてやるぐらいの気概が、クラブに、選手に、欠けていたのだとすれば、とても残念なことです。

(大久保あたりに「オレが出れば勝てた」ぐらい言ってほしい気もします。)

昨年のACLで、サンフレッチェも同様の批判を受けました。

森保監督は若手主体のメンバーでも十分やれると踏んでいた、と私は思っていますが、結局、1勝も挙げられなかったので、バッシングも受け入れなければなりませんでした。

それに対して、今年のACLでは、同じくメンバーを入れ替えながらも、グループステージ突破という一応の戦果を挙げたので、さほど大きな批判を受けることなく済みました。(個々の試合単位では批判されたケースもありましたが。)

試合に勝って結果を残せば、メンバーが2軍であろうが何だろうが関係無くなると思います。(内容面の評価は別の話。)

勝てば官軍。主力が少ないのなら尚更、勝負にはこだわるべきでありました。

それにしても、やはりカップ戦は、少しでも気を抜くと、上位とてやられますね。

試合が順延になった広島。相手が水戸なので、塩谷にとっては古巣との対戦になります。

柱谷監督の下、好チームに仕上がっていると思います。広島も当然、気を抜けませんね。

広島地方は、海岸沿いまで山がせり出した地形が多いところです。

私も、情報を注視して、もしもの時に備えたいと思います。

最後までお読み下さった皆様、ありがとうございました。