FC東京戦 レビュー

サンフレッチェ広島は、FC東京との厳しい一戦を、セットプレーからの1点で、勝利に結びつけました。

FC東京フィッカデンティ監督は、相手に合わせた中で、勝利を模索する監督のようですね。

広島対策として、5名からなる最終ラインを引いてきました。

そして、ボール保持者へのプレッシャーをキツくして、広島のパス回しに圧力をかけてきたように、私には見えました。

広島のプレーに、いつもよりミスが目立っていたのは、その辺りの成果なのでしょう。

ただ、システムに関しては微妙で、元々4バックのところに、アンカーの高橋が下がって、5バックの形になっていたため、バイタル周辺が空きがちでした。

前線との間隔も間延びして見えましたし、広島対策としては、それほど有効ではなかったかもしれません。

さて、試合は、総じて、FC東京のゲームプランに沿って進んでいった印象でしたが、それでも、広島がセットプレーから得点をもぎ取り、しぶとく勝ち点3に結びつけました。

0対0のジリジリした展開の中でも、広島はまったく慌てる気配がありませんでした。

そして、厳しい試合を勝ち切れる所は、頼もしかったです。

充実していますね。

これで、サンフレッチェはリーグ首位に立ちました。

カープとの同時首位でもあり、喜ばしいことです。

もっとも、まだ第7節を終わったばかり。まだ27試合も残っていますし、他チームとの勝ち点差も無いに等しい、団子状態です。

サンフレッチェの厳しい連戦は、まだまだ続きます。

目前の1試合を真摯に戦うサンフレッチェを、これからも応援していきます!