誉れ ~高円宮杯受賞によせて~

本日行われた「2014 Jリーグアウォーズ」において、サンフレッチェ広島が、フェアプレー賞高円宮杯を、見事に受賞しました。

これで3年連続4回目の受賞とのこと。広島ファンとして、鼻が高いですね。

今年は、第2節の川崎F戦が八百長疑惑に晒されたり、第4節のG大阪戦では、石原がゲットしたPKをシミュレーション呼ばわりされたりと、前途多難を思わせました。

また、細かく言えば、カードをもらってもおかしくない場面も、多少はあったと思います。(例えば、第9節鹿島戦、2失点目直前の、小笠原へのカズのレイトタックルとか。)

しかし、終わってみれば、警告数22、反則ポイント-19という、ダントツの少なさで、堂々、栄冠に輝くことになりました。

これは、前回の記事にも書きましたが、寿人を始めとして、皆が相手をリスペクトする気持ちを忘れていないこと、やはりこれが大きい。

審判に対するムダな抗議が少ない(短い)のも、寿人の力であり、他チームとの差別化を生んでいる部分かと思います。

そして、これは特に声を大にして言いたいのですが、サンフレッチェ広島のフェアプレー精神は、昨日今日、手に入れたものではありません。

少なくとも20年前、スチュワート・バクスター監督の薫陶を受けた選手たちが、すでにピッチ上で表現していたものなのです。

(当時、2年連続で、フェアプレー特別賞を受賞しています。)

サンフレッチェ広島の歴史に綿々と受け継がれてきたその精神が、今、森保監督の時代に花開いた、と言ったら、ちと大げさでしょうか(微笑)。

ともかく、受賞おめでとうございます。

特に、フェアプレー個人賞の水本選手、おめでとうごさいます。あなたの、反則を犯さずにボールを奪取する技術、感服します。

以上、嬉しかったので、急遽、記事にしてみました。

最後までお読み下さった皆様、ありがとうございました。