【ナビスコ杯】再びガチの戦いへ~浦和戦2ndプレビュー~

試合開始まで2時間を切った、ヤマザキナビスコカップ準々決勝2ndレグの浦和-広島戦。

簡単にプレビューしてみたいと思います。

1.私が思う今日のポイント

(1)運動量

1stレグの戦いの中では、浦和の前半の動きが悪く、広島が試合を攻勢に進めた要因の1つになったわけですが、今日の戦いの中でも、運動量の優劣が、試合の優劣および結果に直結することは間違いありません。

(2)先制点

広島は「得点1点以上で引き分け以上」の成績を挙げることにより、2戦トータルで浦和を上回ることができます。

したがって、広島の先制点は、浦和にとって致命傷になる可能性があるのです(2点以上のノルマを課すことになるので)。

逆に、浦和が先制点を得ることになれば、そのまま勝利につながる可能性があるし、さらに点数を重ねるムードを得ることにもなるでしょう(埼スタですし)。

このカードはいつも先制点がポイントになるのですが、今日の試合では特に重要というわけです。

(3)メンバー構成

1stレグで出場した選手は、一様に疲労を残しているはずで、今日のメンバーは、その辺りが考慮されているはず。

となると、前回控えだった選手の今日の活躍度がカギを握ることは明白です。

2.「控え選手」の優劣がカギ

さて、試合前の状況としては、ともに中3日での試合であり、代表組の不在は変わりません。

ホームの浦和の方が、自宅で休める分、メンタル面では若干ゆとりを持てるかもしれませんが、試合の中ではほとんど見えないぐらいの差ではないかと思います。

実は、先ほどの3つのポイントのうち、最後のメンバー構成については、広島の方が上回っていると思っています。

比較的メンバーを固定して戦う場合が多い浦和と、諸事情があったが多くの選手が実践を経験している広島と、今日に限ってはその差が表れてくるのではないか、と思っているのです。

特に、ACLを直近で経験していることが大きい。丸谷、宮原、川辺、パク・ヒョンジンといった若手が、実際にピッチに立っています。

誰が出ても、広島のサッカーを体現できる強みがある分、こういう評価をしています。

3.キープレーヤー

チーム力の話を少ししましたので、個人の話も少々。(このブログではあまりしてこなかったのですが。)

今日のキープレーヤーは、広島は青山、浦和では柏木、と思います。

青山はスタメンになる見込み、と言われており、そうすると、久しぶりにアオ&ヒサトのホットラインを見れるという期待があります。

また、中盤の潤滑油としての役割にも注目です。

一方の柏木は、前の試合で「動けなかった」反省を踏まえて、本来のダイナミックな動きを取り戻せるかどうか、そこに注目します。

もし陽介のパフォーマンスが戻らなければ、浦和の攻撃力は少なくとも2~3割は減退してしまうと思います。

(そのくらい、今期の陽介は高評価を受けています。)

4.互いにとって不足のない試合に

誰もが思いそうなことを含め、色々と挙げてきましたが、今日は結局、互角の戦いになると思うんですよね、正直。

広島は、勝ちは逃したが、アウェーゴールを許さず、戦い方にも手応えを得たところで臨む試合。

浦和は、アウェーを引き分けで乗り切って、ホームで勝利することのみ考えればいい試合。

相撲で言うところの「一番勝負の醍醐味」を、この試合では見られるのではないでしょうか。

5.最後に

読みやすく改行したり、推敲したりすることは、書き手として当然のたしなみだと考えます。

明らかな誤字や、そこにないはずの名前があったりすると、読み手としてガッカリします。

実は、浦和戦1stプレビューの中で、私も1ヵ所だけ、単語を誤用してしまった箇所があります(もう直しません)。

推敲してもこれですから(苦笑)。

書き手の皆さん、気を付けましょう!

最後までお読み下さった皆様、ありがとうございました。